尿素窒素が高いとどんな症状が出る?

 

尿素は本来、腎臓が回収して速やかに尿として排泄すべき不要物です。したがって血中の尿素量を示す尿素窒素が高いことは、腎臓が回収すべき不要物全般が血中に流れ放題になっていることを強く示唆します。

 

尿素が高いことによる影響というよりは、尿素が高い原因である腎臓の機能不全による影響が現れると考えるべきです。尿素窒素が高いと腎機能低下が疑われるので、不要物が回収されないことによる症状は体の様々な部位に現れます。

 

むくみ

 

軽微なもので代表的なのはむくみで、腎機能が低下すると慢性的にむくむようになります。特に一日の周期にそって毎日むくむという人は腎機能を疑ってみる必要があります。

 

食欲不振

 

また腎臓は栄養の代謝後のゴミを排出する器官ですから、これが処理しきれなくなると食欲も低下してきます。そして、最終的には尿毒症にまで至ってしまい、人工透析をしないと生命維持さえ危うい状態にまでなってしまいます。

 

腎機能低下が酷くなる前に対策を

 

腎臓機能の低下はある程度以上進行してしまうと不可逆的な損傷が腎臓に現れます。したがって、本当に酷くなってから腎臓を何とかしようとしても手遅れなのです。

 

週に3〜4回人工透析を行っている人は、もはや腎臓の機能回復が不可能となっているために機械に腎臓の機能を代替させているのです。放っておけば最終的に人工透析が必要となりますので、もし自覚症状が無くても尿素窒素が高いならばすみやかに検査と治療を開始すべきです。